シルク印刷でTシャツプリントのお仕事。3mmの小さな文字をプリントしましたよー。
「今村さーーーん。Tシャツプリントお願いーー」
と言うことで早速、製版作業へ。
全部で3種類、4版作ります。
しかしデータを見てビックリ。
一番小さい文字は高さが3mmもありませんー。
こりゃプリント出来るかね??
プリント用の版は出来るんです。
問題はプリントが上手いこと行くかどうか。。
↓位置を合わせて。
製版の時にキッチリ位置を合わせます。
ま、多少はズレても調整出来るのですが
面倒なので製版の時にミリ単位で合わせておきます。
↓焼き上がり。
業界では何故か「版を焼く」って言います。
何故なんだろう??
実際に火を当てて焼くわけじゃ無いのに。
この業界に40年近くいますが理由は知りません。
↓黒Tシャツに一回目のプリント。
濃色系のTシャツは1回プリントした位じゃ
下地が透けて上の写真みたいな感じになります。
なので、パネルヒーターで一旦乾燥させて
2回目のプリントへ。
↓重ねた結果。
はい。
真っ白に仕上がりました。
正直な話、濃色系のTシャツに白でプリントは
一番大変です。
時間も体力も2倍3倍とかかります。
↓乾燥機へ。
ベルトコンベア式の乾燥機で完全乾燥。
これでカラッカラに乾いちゃいます。
おそらく雑菌も死んじゃいます。
乾燥機の炉の温度は160℃超程度。
出てきたTシャツを触ると
アチッ!って感じです。
↓例の3mmの文字は。。
なんとか行けました。
ま、誰も気づいてもくれないのでしょうけど
私達は目の前で手に取って見るので
出来がすごく気になるのです。
↓袖にもプリント。
これは4着だけの注文だったのですが
毎日、着替えそうな雰囲気の方だったので
シルク印刷にしました。
本当は4着ならラバーシート貼り付けるんですけど
ガンガン着替えて洗濯すると
1年程度でラバーシートは限界が来ます。
なので、今回は丈夫なシルク印刷で製作。
ま、その前に作りかえて頂けるとありがたいのですが(笑)
↓ちょっと並べてみました。
左が速乾Tシャツ。
右が綿(コットン)です。
これも近寄ってジーッと見ないと解らないのですが
どっちがキレイ?って聞かれたら
左の速乾Tシャツってなります。
何故かというと綿のTシャツは表面が毛羽立っているので
どうしても印刷面が若干ですが荒れるんです。
ま、これも顔を寄せて見ないと解らないレベルですけどね。
↓袋詰めー。
1枚1枚たたんで袋詰めします。
誰がって、私です。w
/////
5月も終了ですね。
見事に仕事しませんでした。
創業35年目の月なので
ハリキッていたのですが
緊急事態宣言でスッタリ。
いったいどうなってしまうのだろう。。
ドキドキしながら
次の一手を考えてます。
な・の・で
応援よろしくお願いします。
ではでは(=^∇^=)。
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