スタッフジャンパーの話

↓スタッフジャンパー/仕入れ先のメーカーカタログから

スタッフジャンパー

 

イベント等で使われることが多いスタッフジャンパー。

素材はナイロン100%。

以前はポリエステルもあったのですがカタログから消えました。

おそらくですが価格がちょっと高かったので

需要がなくてカタログ落ちしたと思ってます。

 

このナイロン製ジャンパーに社名やイベント名を

熱転写シートで貼り付けて製作するとほぼほぼ100%剥がれます。

最初は付いたように見えますが時間経過と共に剥がれてきます。

洗濯でもしようものなら一発でアウト。

表面に撥水効果でも持たせているのか何か知りませんが

とにかく綺麗に剥がれます。

 

↓そこでシルク印刷の登場。

スタッフジャンパー

数年前の写真なので、まだハゲる前です。w

ナイロン製ジャンパーには水性のインクを使って印刷します。

熱を当てると縮んでしまうので、ここは自然乾燥。

 

↓干します。

スタッフジャンパー

自然乾燥で約1時間程度で乾きます。

インクの中に硬化剤も入れているので

プリント面はかなり丈夫に仕上がってます。

 

色数が多いとシルク印刷では手間がかかって仕方がないので

別の方法を取ります。

ただし、通常の熱転写シートでは剥がれちゃうので

ここではDTFと言う方法を取ります。

 

スタッフジャンパー

専用の透明シートにレーザープリンターやインクジェットプリンターで

印刷して裏側に専用の糊を付けます。

この糊が本当に強力でちょっとやそっとでは剥がれません。

布の編み目に食い込んでいくイメージ。

 

↓熱転写機で圧着します。

スタッフジャンパー

めっちゃ高温です。

何度も火傷しました。

ちょっと当たるだけでジュッとなります。

 

↓転写後。

スタッフジャンパー

表面がテカテカしてます。

このままでは堅牢度が足りないので

もう一度圧着します。

 

↓再度圧着。

スタッフジャンパー

圧着するときに上にシリコンペーパーを置いて圧着します。

そうしないと、文字の溶けた表面が転写機に引っ付いちゃうんです。

 

ここで、ちょっとした豆知識。

子供さんのユニフォームの背番号って

剥がれたことありません?

こりゃダメだとあきらめる前に試してください。

百均に売っているクッキングシート。

これを剥がれた背番号の上に置いて

その上からアイロンでギューッと体重かけて10秒ぐらいやって見て下さい。

背番号の裏に付いている糊が生きていれば

付いてくれます。

でも、あくまでも自己責任でやってくださいね。w

 

↓再圧着後。

スタッフジャンパー

表面のツヤもなくなってちゃんと付いてくれました。

しかし!!

これも洗濯を繰り返すと、いずれ剥がれてくるんです。

イベント用の一発勝負のスタッフジャンパーなら

一度きりの使用なので問題ないのでしょうけど。

 

スタッフジャンパー

色々とやって見ましたが剥がれます。

よっぽど強力な撥水効果を持たせてあるのでしょうか。

製作側の希望としてはこのペラペラのスタッフジャンパーは

洗濯しないで下さい。w

 

↓解決策。

スタッフジャンパー

刺繍。

数年前、自分用に作ったペラペラのスタッフジャンパーです。

キラキラのシートと刺繍を組み合わせて作りました。

生地が薄いのでちょっと波波になっちゃいますが

絶対に剥がれません。

難点は!

金額がバリ高です。w

お勧めしません。

スタッフジャンパー1着に1万円払える方のみ

ご相談にのります。w

 

/////

スポーツ関係のお仕事で2名(2社)

売り掛けを残したまま逃げ切ろうとしてます。

1名はフットサルの関係者(指導者)

もう1名は野球の関係者。

私は待ちますよ。信用してますよ。

いつか、「あの時は申し訳なかった」と言って

支払いに来ると。。

 

でもちょっとだけ怒っているので

練習しているグランドの影から家政婦のミタみたいに

覗いてみようかな。

 

ではでは(=^∇^=)。

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