Tシャツ用シルク印刷の話でも
この業界に入ったのは23歳の時。
最初は建築系会社の営業でした。
そこで初めて担当したのがホテルのサイン工事。
ここで看板の面白さにどハマり。
そして当時の下請けさんだったシルク印刷工場とも
仲良くなったのがシルク印刷を知ることになったきっかけでした。
当時はカッティングマシンもインクジェットも無い
職人さんが手書きで看板を描く時代。
シルク印刷も大活躍の時代でした。
そこから数十年。
技術確認の波は看板業界にも大波のように訪れて
手書きの職人さん達は次々に飲み込まれていきました。
シルク印刷の仕事もどんどん無くなり
インクジェットプリントやカッティングシートの切り文字に
置き換わっていきました。
↓インクをゴムのヘラで擦って印刷していきます。
しかし、どんなに技術革新がおきても
無くならなかったシルク印刷。
一度版を作ってしまえば同じものが何枚も安価で出来上がります。
この方法はTシャツの印刷とも相性が抜群で
現在でも主流はこの方法です。
でも弱点もあって多色刷りや写真等の印刷には
向いてません。
せいぜい3色とか4色程度でしょうね。
うちの設備では6色まで対応出来ますが
実際のところ、Tシャツって1色か2色がほとんどです。
↓金色も印刷出来ちゃう。
水と空気以外は何でも印刷出来ちゃうって言うのが
謳い文句のシルク印刷。
金色や銀色だって印刷出来ちゃいます。
ここもシルク印刷の強みですね。
↓2色印刷。
白を印刷した後に黄色を印刷してます。
印刷の順番にもある程度のルールがあるのですが
そこは経験を積んでいくうちに解ります。
こんな感じでやっているシルク印刷ですが
実はめっちゃ肉体労働です。
しかも立ち仕事。
一日中やってると夕方には腕も足もパンパンになっちゃいます。
ま、ほどよい肉体労働なので還暦過ぎた私には
良い感じの運動もかねて体にも良いかと(笑)
/////
今年一年もあと20日で終了。
アッと言う間でした。
子供の頃は長く感じた1年も
今ではアッと言う間に感じる63歳。
年明けには設備の入れ替えも控えてます。
本音を言えば設備投資にお金がかかる仕事からは
撤退したいのですが現状難しいところです。
ま、グズグズ言っても仕方がないので、
もっともっと頑張らねばと
じわーっと決意してます。
じわーっとですよ。
年末まで風邪などひかずに
共々に頑張って参りましょうね。
ではでは(=^∇^=)。
こちらの記事も読まれています。
博多華丸・大吉のなんしようと?にて紹介されました。
お電話は092-591-5877
携帯は090-8830-9969 今村まで
fax→092-591-5855
もしくは専用のお問合せフォームからどうぞ。↓